トラウト&レンドンとの112億円が“失敗”? エ軍オーナーが告白した大谷翔平との再契約交渉の舞台裏と年間99敗の現状

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 大谷という大黒柱を失い、屈辱的な1年を過ごした。とはいえ、現在のチームには、23本塁打を放ったザック・ネトや、20本塁打の正捕手ローガン・オホッピー、同じく20本塁打をマークしたジョー・アデルなど投打で飛躍が期待できる若手も台頭してきてはいる。

 そうした現状を「若い選手が何人かいて、今まで以上に厚みがある」と語るモレノオーナーは、こうも断言する。

「26年にはさらに厚みが増す。25年を見ている時は、25年と26年の組み合わせを見ている。私たちがしなければならないのは25年にできるだけ競争力を高めることだ。26年をより深くするためにも何かをしたいと考えている。今はとにかく十分な資金を投入し、ファンの関心を引き、私たちが何を達成しようとしているのか理解してもらう必要がある。批判を受けるのは現場の努力が足りないからではない」

 意欲は十分なモレノオーナー。果たして、彼らは来季に“暗黒時代”を打破するキッカケを掴めるのか。兎にも角にもオーナーによる後ろ盾が求められるのは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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