「不良債権」と揶揄されるエ軍レンドン、衝撃引退か 383億円契約から6年でなぜ? 漏らしていた野球への“本心”「最優先事項ではない」
エンゼルス移籍後はほとんど稼働できずにもがいたレンドン(C)Getty Images
ショッキングな引退もありえるのか。現地時間11月26日、米スポーツ専門局『ESPN』の名物記者であるエルデン・ゴンザレス氏は、エンゼルスのアンソニー・レンドンが球団とのバイアウト協議を進めていると報じた。
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ナショナル・リーグで打点王となり、市場価値を高めた2019年オフにエンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約383億円)の大型契約を結んだレンドン。しかし、ロサンゼルスに拠点を移してからは苦悩の日々だった。
契約後の6シーズン、毎年のように故障欠場を繰り返し、稼働率は極端に低下。最も多く出場したのは、2021年の58試合出場で、2桁本塁打を打った年もない。捲土重来を期した今季も股関節手術の影響で全休していた。
26年シーズン終了までの契約を残しているレンドンだが、本人は今冬の間に契約解除を申し出ているという。『ESPN』によれば、バイアウトとなった場合に生じる残り1年3800万ドル(約58億円)の支払いについてエンゼルス側は、金額の一部を後払いとする意向で、補強費などの財政的な柔軟性を得ようとしているようだ。
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