「引退ならギフト」大谷翔平とは大違い “英語喋れない騒動”で波紋を呼んだレンドーンへの逆風「オオタニは疑いを残さない」
ブラム記者はレンドーンと球団は「良好な関係を保っている」としたうえで「彼の対処の仕方は、周囲のフラストレーションも生み出している」と指摘。16日の取材で「（引退は）ここ10年間それについて熟考してきたよ」と即答した本人を辛辣に切り捨てた。
「もしも、彼が引退するなら、それは球団にとって最高のギフトだ。彼の年俸を払うことはエンゼルスの支出を妨げはしない。しかし、その契約が帳簿から外れることはロースターを築くにあたってかなりの柔軟性をもたらす。彼の契約はMLB史上最悪の1つを形作っているからだ」
「球団の最高年俸選手である責任の一部は、チームの顔の一人としての責務を果たすことにある。ショウヘイ・オオタニもレンドーンと同様にメディアを回避している。しかし、彼は同様の詮索を受けることはない。なぜなら、彼が勝てるチームの一員になるべくできる限り全てのことしているのは明らかだからだ。彼は話そうが話さまいが、『疑い』は残さない」
今オフにFA（フリーエージェント）となる大谷との比較も記し、補強失敗を繰り返すエンゼルスへの皮肉も添えたブラム記者。いまだ契約が残るレンドーンへの逆風は強まる一方だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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