オープン戦で露呈した阪神打線の不安を大物OBが指摘「今年も外国人で悩むかもしれない」
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プロ野球は3月26日でオープン戦の全日程を終了し、今季セ・リーグのペナント奪還を目指す阪神は日程最終日に昨季日本一のオリックスと対戦し2-5で敗れた。
両チームとも、3月31日の開幕に向け、最後のゲームとなった中、効率よく得点を重ね白星で締め括ったオリックスに対し、阪神は試合結果・内容から、今後への不安を残したままペナントレースへ突入することとなる。
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この試合で見られた今季の不安点を指摘しているのは、球団OBでもある田尾安志氏だ。試合終了後、YouTubeチャンネル『田尾安志【TAO CHANNEL】公式YouTube』を更新、その中で開幕を前に阪神打線についてのコメントを残している。
試合では4回表、阪神の攻撃時に近本光司、中野拓夢が連打で出塁した場面、次打者のシェルドン・ノイジーが初球の変化球にバットが出て一塁へのファウルフライに終わっている。
この打席の内容に対し田尾氏は「3番ノイジーのバッティングが非常に寂しかった。初球の外のカーブを全く自分のスイングが出来なかった」と述べており、続けて「あの打席を見た時に、また今年も外国人で悩むかもしれないと感じました」と表情を曇らせている。試合レポートを一通り終えた後の総括でも、田尾氏はノイジーに対して「(打順は)3番で良いのかな?」と起用法への苦言を呈した。