「石川が欲しいところはピッチャーに困っている」SB石川人気高まる裏でC九里獲得に動く国内球団はあるか 球界OBが着目する「セ・パ5球団」「求める理由」
今季15勝をマークした菅野が抜ける巨人、DeNA、ヤクルト、佐々木朗希が抜けるロッテ、オリックスのセ・パ5球団が興味を示すとした。
またこの5球団においては複数が、現在FA権を行使し、争奪戦の様相を見せているソフトバンク・石川柊太の獲得を狙う球団とリンクする。
この点においても「石川が欲しいところはピッチャーに困っているから、九里だって欲しいはず」と高木氏はコメント。
石川獲得に臨みながら、獲れなかった時点で九里獲得のシフトに動く可能性があるとした。
背景には各球団、試合をしっかり作れる投手を求めていることが大きいと見る。
九里においても今季はチームの開幕投手も務め、21年には最多勝も獲得、昨季も26試合に登板し、8勝8敗、3完封、開幕から1度も離脱することなく先発ローテーションを守り切ったことも評価された。今季は23試合に登板し、7勝10敗。打線との兼ね合いもあり、勝ち星は伸びなかったが、広島のチームスタイルともいえるタフネス右腕で知られるだけに、複数球団の争奪戦必至と見られる。
「九里はタフだし、使い減りがないピッチャーだから欲しいと思っている球団はたくさんあるから」と高木氏。続けて「10勝してくれるピッチャーだから 獲れたら大きい」とした。
九里といえば、頑健な体で知られ、入団以来、大きな離脱がないことも各球団にとっては魅力的なポイントとなる。目指している海外挑戦が叶わなかった場合、国内移籍も選択肢に残しているとされる。
果たして背番号11の判断はいかに?オフのキーマンの一人となることは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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