宣言したら争奪戦に?今季FA市場 広島33歳タフネス右腕に”熱視線”が向けられる「理由」
かねてからメジャー志向も公言しており、海外FA権を保有していることで夢への挑戦もあるか、注視されている。
すでに広島とも交渉を行っているが、注目は海外メジャー挑戦、残留、FA権行使で国内移籍といずれの選択肢も残していること。
仮に国内移籍も見据えて宣言となれば、21年には最多勝も獲得、17年から8年連続で100イニング以上投げ続けるなど、体の頑健さはピカイチ。昨季も26試合に登板し、8勝8敗、3完封、開幕から1度も離脱することなく先発ローテーションを守り切ったことも評価された。先発ローテーションとして計算が立つだけに市場に出てくれば、複数球団の争奪戦必至と見られる。
また日本シリーズに臨むソフトバンクでは石川柊太がFAイヤーとなっている。昨季は23試合に登板し、4勝8敗、防御率4・15と不本意な成績に終わった。8月18日の西武戦でノーヒットノーランを達成したことも話題を集めたが、浮き沈みの激しいシーズンで信頼も得られなかった。
迎えた今季は先発、中継ぎとして15試合に登板し、7勝2敗、防御率2.56と持ち直した。鋭く曲がるパワーカーブも持ち味、日本シリーズの投球内容も注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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