宣言したら争奪戦に?今季FA市場 広島33歳タフネス右腕に”熱視線”が向けられる「理由」
九里はかつて最多勝にも輝いた(C)産経新聞社
今季FA市場ではソフトバンク、甲斐拓也、巨人・大城卓三、阪神・坂本誠志郎など多くの球団の主戦捕手がFAイヤーとなっていることも注目を集めている。
【動画】韓国で異彩を放つパワー! 元広島デビッドソンの特大弾を見る
一方、昨年はオリックスをFAとなった左腕、山崎福也が6球団争奪戦となったことも話題を集めた。
安定した力を発揮できる先発候補はどの球団も求めているとあって、投手がどれだけFA市場に出てくるかもひそかに注目となっている。
ロッテではプロ16年目にして西野勇士が国内FA権を取得した。
2008年育成ドラフト5位でロッテに入団、高卒4年目シーズンの2012年オフに支配下契約を結ぶと翌13年には先発ローテーションに定着。いきなり9勝をマークと力を発揮した。2020年には右ひじのトミー・ジョン手術を行うなど困難もありながら、1軍では救援、先発と役割に応じた働きを見せてきた。
今季は20試合に登板し、9勝8敗、防御率3.24。
また、広島ではプロ11年目、今季は開幕投手も務めた九里亜蓮が球団との複数年契約を今季で終え、FAイヤーとなっている。今季は23試合に登板し、1完封を含む7勝10敗、防御率3.21。
1 2