なぜ侍ジャパン先行発表8人に種市篤暉は選ばれたのか、WBCだからこそ欠かせない種市に託したい「重要な役割」とは

タグ: , , , 2025/12/27

種市はこれまでも侍ジャパンの強化試合でしっかりしたパフォーマンスを示している(C)Getty Images

 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンは12月26日、出場メンバーの一部を先行発表した。

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 いずれも投手でドジャースの大谷翔平、エンゼルスの菊池雄星、パドレスの松井裕樹や、日本ハムの伊藤大海、巨人の大勢ら前回大会経験者が選出。さらに西武・平良海馬、阪神・石井大智と続いたが、一部ファンの注目を集めたのがロッテ・種市篤暉の選出だった。

 ロッテのローテーションの柱として、ここ3シーズンはフル回転。今季は24試合で9勝8敗、防御率2.63の数字を残した。先の契約更改では将来的なメジャー挑戦の考えを表明したことも話題を呼んだ。そしてこの先行発表の場で種市が含まれていたことには、井端弘和監督の胸中にある、WBCという大会ならではの選出理由が透けて見えた。

 3月というレギュラーシーズン開幕を控えたWBCでは、前回大会と同様に投手には球数制限が設けられる見込み。これが他の国際大会とは一線を画する点だ。前回大会時も1次ラウンドは1試合につき65球まで、準々決勝は80球まで、準決勝以降は95球までの球数制限を設けられた。また50球以上を投げた場合は中4日以上、30球以上は中1日以上の登板間隔を空けることも義務付けられた。

 侍ジャパンは東京ドームで1次ラウンドを戦う。台湾、韓国、オーストラリア、チェコを相手に、3月6日から5日間で4試合を行う過密日程だ。1次ラウンドの65球という球数制限では、先発投手は長くても5回途中までいければ、というのがやっと。四球やファウル、走者を背負うなどと重なれば、3回や4回途中での降板を余儀なくされることもままある。

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