批判は「本当に腹立たしかった」 パリ五輪を騒がせた“0点パフォ” 誹謗中傷も受けた豪ブレイキン選手が胸中激白

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五輪の檜舞台で精一杯のパフォーマンスを見せたガン。(C)Getty Images

 良くも悪くもパリ五輪のハイライトとなるパフォーマンスだった。

 今夏にパリで100年ぶりに開催された夏季五輪。さまざまなアスリートの奮闘がクローズアップされた中で、女子ブレイキンに出場したオーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサー名:Raygun)が披露したダンス世界的にも波紋を呼んだ。

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 ウィットに富んだパフォーマンスではあった。ライバルとの“違い”を生み出すべく「独創性」を重視した彼女は、ゆったりとしたムーブからカンガルーを模した奇抜な動きを披露。だが、パワフルさを欠いた内容は審査員からの評価も高められず……。採点もすべて0点。全体最下位で大会を終えた。

 競技後に国外の視聴者から「酔っぱらいのよう」「なぜ五輪にいるんだ?」といった批判が持ち上がったガンには、オーストラリア国内でも批判が集中。5万人を超える署名が入った請願書が政府に提出されるなど代表選出の是非を問う事態となった。

 日本でもトレンド入りするなど人々の記憶に残ったのは間違いない。そんなガンは物議を醸していた際の胸中を赤裸々に告白している。母国のニュース討論番組『The Project』に出演した37歳は、「かなり波乱万丈な出来事だったと思うし、あれだけの増悪を受けると、正直言ってキツい時もあった」と打ち明け、代表選出の是非に対する考えを語っている。

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