現役Bリーガーが語る、バッシュ選びのポイントや思い出の一足は?

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竹内譲次(アルバルク東京)
身長207cm、足のサイズの31cmのビッグマンならではのポイントは、「クッション。足がハイアーチで母指球とか痛くなるので、ある程度クッションがないと。幅も狭めでどちらかといえば外国人ぽい足をしているので、アディダスさんやナイキさんのような細めのバッシュは幅で困ったことがない。足のサイズはシューズのモデルによって若干バラツキがある」。

山田大治(富山グラウジーズ)
多くのチームを渡り歩いてきたベテランのこだわりは、「ミドルくらいのバッシュが良くて、ローカットは履いたことがなかった。足首が怖いから。でも、今履いているのはローカットで、ローカットでも意外といけるというのを38歳になって気付きました。クッションとかが良ければ。勿体無いことをしていたなと思いましたね」。

宇都直輝(富山グラウジーズ)
宇都選手が昨年から愛用していているのが、アンダーアーマーの『NIHON3』。理想的なバッシュのイメージは、「裸足に近い。足と完全に同一化して欲しい。バッシュの中で足がずれるのが嫌なので、結構きつく縛ります。ジャストサイズ。ちゃんと紐を縛りたいから、ちょっと大きめを履いていたけれど、最近は1cmくらい下げました。29.5から28.5に。ジャストにしたことでパフィーマンスはそこまで変わらないけれど、足の疲れとか怪我は少なくなりました。足の裏が痛かったけど、サイズを落としてから治りました」。

サイズ感、機能面だけでなく、デザインにもこだわりがあるようで、「個人的にはすごく白が好きですね。最初に履いたバッシュは親に与えられたシューズだったので、黒でした。でも僕は黒のシューズが嫌いで、色付きがそもそも嫌いなんです。なので、僕は白のバッシュしか履かないです。ずっと白メインで履いていたんですけど、一回だけ大学の時に色付きのバッシュを履いたことがあります。でも、その時にめちゃくちゃ調子が悪くて。元々色付きは好きではないし、一度履いてみて調子が悪かったので、もう二度と履かないです(笑)」と、意外なトラウマを告白。

更に、「昔はナイキを履いたり、アシックスを履いたりしていました。高校の時は10足くらい持っていて、場面に応じて10足を回していました。高校の練習がめちゃくちゃキツかったので、ゲーム形式の時はナイキを履いて、走る系の時はアシックスを履いていて、とか。その都度履き替えていましたね」と、学生時代のエピソードも披露。

伊藤駿(秋田ノーザンハピネッツ)
プレゼントに提供してくれたのは、黒ベースに秋田カラーのピンクをあしらったミズノのシューズ。シューズ選びの決め手は、「軽いのが好き。足にフィットするので、これがいいなと思いました」。

細谷将司(秋田ノーザンハピネッツ)
トライアウトからプロの道へ進み、オールスターゲーム初出場までにステップアップを重ねてきた細谷選手が選ぶ一足は、アディダスの『デイム5 スターウォーズ:ライトセーバーグリーン』。ダミアン・リラード選手のシグネクチャーで、スターウォーズの世界観を組み合わせたモデル。実際に細谷選手も試合や練習で愛用していて、デザインだけでなく機能面も充実の仕様。「僕自身足首が弱いので、ローカットだとちょっと怖いというイメージある。あとはクッションがないと嫌なんですけど、これはベストですね。もう1年くらい履いています。話題のスターウォーズのモデルですが、これはすごく履きやすい。ドライブで踏み込んだときのクッション性とホールド感が大事ですね。これはすごく気に入っています」。

中村太地(京都ハンナリーズ)
大学1年生の頃から特別指定でBリーグに参戦している22歳のこだわりは、「足首のホールド感。捻挫することが多いので、安定性を一番大事にしています。指先は踏ん張るので、そこらへんの自由さは気にしています」。

そんな中村選手のお気に入りは、『ジョーダン ジャンプマン ダイヤモンド』。「もともと僕は『ハイパーダンク』がずっと好きだったんですけど、ハイカットに飽きてしまって。ローカットが履けないのでミドルくらいで探していたら、これがちょうどフィットしました。ハイパーダンクは、日本で開催された2006年のバスケ世界選手権で世界の選手が履いて。ハイパーダンクが初めて発売された時から履いています。ナイキがいいなと思い始めたのはその時で、それまではアシックスとかミズノとかも履いていたんですけど、ナイキを初めて履いた時は忘れられなかったですね」。

寺嶋良(京都ハンナリーズ)
寺嶋選手からのプレゼントは、1月にペリコプター事故で亡くなったコービー・ブライアントのシグネチャーモデル、ナイキ『KOBE AD EP』。「僕はコービーか、ナイキの『ズーム フリーク』しか履かないですね。コービーは履きやすい。個人的にはローカットが一番履きやすいですね。中学の時に一度コービーを履いて、そこからずっとコービーですね。高校はアシックス指定でしたけど、大学からはまたずっとナイキです」。

 選手それぞれのバッシュ選びのポイントや意外な過去が垣間見えた「水曜バッシュ!」企画。

次回の「水曜バッシュ!」は滋賀の齋藤拓実選手と伊藤大司選手に渡邉拓馬さんがインタビュー。4月上旬にYouTubeでアップ予定。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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渡邉拓馬が見た、アルバルク3連覇の可能性は…? https://cocokara-next.com/athlete_celeb/alvark-tokyo-possibility-of-3-consecutive-wins/

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