日韓戦の裏で深まった“友好” 死球を当てた隅田知一郎の謝罪に韓国選手も感激 母国紙でも反響「血も涙もない勝負の世界で」
よほど申し訳なさに駆られたのだろう。日刊紙『朝鮮日報』によると、隅田は19日の試合前に直接会って謝罪したいという意向を韓国側に伝え、対面が実現したという。24歳の若手左腕の丁寧な対応を受けたキム・ジュウォンは同紙に対して「直接的に言葉は通じなかったけど、彼の申し訳ないという気持ちはしっかりと感じることができた。身体にボールが当たることは試合中にいくらでもある。それなのに彼はこっちの感情を考えてくれた。自分の方が感謝したいぐらい」と語っている。
舞台裏での謝罪を知り、韓国メディアも隅田に称賛の言葉を贈っている。スポーツ紙『スポーツソウル』は「血も涙もない勝負の世界でも、『野球選手』という共通点がある。隅田とキム・ジュウォンが同士としての愛をしっかり見せてくれた」と絶賛。さらに地元ニュースサイト『MK』も「隅田の同業者を想う精神と、キム・ジュウォンの心遣いが光った瞬間だった」と称えている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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