DeNA 膨らむ期待も「安パイ」扱いされる「2つの不安」とは
一方、もう一つの課題とされる投手陣の整備がさらにチーム浮上のカギを握りそうだ。
「三浦監督がことあるごとにドラ1の小園に対して言葉をかけていますが、あれも『出てきてくれないと困る』という危機感の現れでしょう。投手出身監督として新任の斎藤隆チ―フ投手コーチとのタッグも期待されています」(同)
昨季の投手陣の勝ち頭は6勝の大貫と寂しいものとなった。昨季左肩の手術で出遅れ、5勝どまりとなった左腕エースの今永の復活を含め、先発、中継ぎ、抑え、すべての部門で底上げが必要となる。即戦力ルーキーとして期待されるDeNAのドラフト1位ルーキー、小園健太投手(18=市和歌山高)もキャンプ1軍スタートが決まった。誰もが認める「金の卵」の育成法にも注目が集まる。
就任1年目は屈辱の最下位に終わり、巻き返しを誓う三浦DeNA。旋風を巻き起こせるかは課題をいかに解消できるかにもかかってきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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