DeNA 膨らむ期待も「安パイ」扱いされる「2つの不安」とは
DeNAは23日、球団公式YouTubeチャンネルで「横浜DeNAベイスターズプレイボールミーティング2022」を開催。同会に出席した三浦大輔監督(48)は今季のチームスローガン「横浜反撃」を発表した。
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今季のスローガンに賭ける思いについて三浦監督は「昨年、目の前で胴上げを見て、それと同時に最下位が確定した。あの時から絶対にやり返すという気持ちです」とキッパリ。
昨年10月26日、本拠地で行われたヤクルト戦の光景が忘れられない。敵将・高津監督の胴上げシーンを間近で見守り、チーム一丸となっての逆襲を誓ったという。日本ハムからDeNAに今季から移籍した大田泰示外野手(31)も腕をぶす。オンライントークショーの中では「3割、30本」を目標に掲げるなど、層の厚い外野手の争いに果敢に挑んでいくと意気込みを語った。
コーチ陣にも98年の日本一メンバーを呼び寄せるなど、オフのチーム補強をめぐってかつてないほど「本気」の姿勢がファンにも好感を呼んでいるDeNA。一方で課題も指摘されている。
「DeNAは打線の派手さが目をひくが、今季はいかに投手陣を整備できるかも大事と見られている。あとは機動力。昨季はいくら打っても点が入らないという展開が多かった。今季は足をからめて、いかに効率的に点を取っていくかも大きなポイントになりそうです」(放送関係者)
昨季は3割超えバッターを多く揃え、チーム打率は・258とリーグ2位に輝きながら、盗塁数は12球団ワーストとなる「31」に沈んだ。この点については、今季から野手総合コーチに就任した石井琢朗氏の手腕に期待がかかっている。