開幕4連敗のDeNA、上位打線の「組み替え」を球団OBが提言「打ち勝つ野球をやらないと勝てない」

タグ: , , , , , 2023/4/7

(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今季、開幕4連敗というスタートを切ったDeNA阪神との3連戦は何れも先発陣が中盤まで持たず、巨人との初戦では完封負けを喫した。その後、巨人に2連勝して持ち直してはいるものの、昨シーズンはヤクルトに次ぐ2位の成績を残しており、三浦大輔監督3年目の今季はペナント制覇への期待も高まっているだけに、出ばなでのつまずきは痛かった。

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 今季のDeNAは打線を大きく組み替えてシーズンに挑んでおり、昨年、クリーンアップを担い、リーグ打撃上位の成績を残した佐野恵太を1番で起用している。数字上は開幕から結果を残してきているものの、勝負強さも備える佐野を先頭打者に置くという選択は、打線のつながり、そして迫力の面では昨季と比較してもやはり見劣りしてしまう。

 開幕から4連敗という結果や、チーム打率も2割前後であるだけに、この打順についてはファンのみならず、球団OBからも不満の声が聞こえている。

 現役時、DeNAの前身である大洋で長く主力として活躍した高木豊氏がYouTubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL』を4月6日に更新、開幕から黒星が続いた古巣に対し、強い言葉を並べている。

 高木氏は開幕戦で主軸のソトや宮崎敏郎らがスタメンから外れたことや、佐野の1番での起用に触れながら、ここまでのオーダーに対し「(打順を決める上でも)適材適所、適任というのがある」と訴えており、その上で「去年までは3番・佐野、4番・牧(秀悟)、5番・宮崎、これである程度の戦いが出来ていた」と打線と比較しながら、現状に苦言を呈した。

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