DeNA30歳助っ人左腕は藤川阪神の天敵となるか 7回無失点&バース彷彿の2点二塁打!VS猛虎は驚異の「0.57」で7登板7QS
阪神打線を7回無失点に封じたDeNAケイ(C)産経新聞社
セ・リーグ3位のDeNAは、9月9日の阪神戦(甲子園)に3-0の完封勝利を飾った。先発したアンソニー・ケイが7回3安打無失点と好投。2回には2点二塁打を放ってみせた。
ケイの独壇場だった。初回二死から味方の失策で、走者二塁のピンチを背負ったが、4番・佐藤輝明を153キロの高めツーシームで空振り三振。これで勢いづいた。
【動画】「バースみたい」と大反響!DeNAケイの左中間2点二塁打をチェック
直後の2回の攻撃では、1点を先制してなおも二死一、二塁の好機でバットが火を噴いた。阪神先発・村上頌樹の高め直球を叩くと、打球は前進守備の左中間を破った。
これぞ“自援護”の2点二塁打。『DAZNベースボール』の公式Xで、打撃シーンが紹介されると、瞬く間に反響が広がった。「神すぎる」「気持ち良すぎ」「ケイも二刀流やね」「ジャクソンのHRに続きケイも打撃に目覚めたか」といった驚嘆の声が続々。また、フォロースルーから「バースみたい」「マジでバースかと思った」「バースの再来」などと、史上最強助っ人の名前を引き合いに出すファンもいた。
本職では7三振を奪い、7回0封。今季の阪神戦初勝利を挙げただけでなく、7登板すべてでクオリティ・スタート(QS=6回以上かつ自責点3以内)を達成。防御率は驚異の0.57を記録している。DeNAがクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージまで進出してくれば、藤川阪神にとって厄介な敵となるはずだ。






