「最高のオリンピック精神!」負傷した相手に向けた中国バド選手の行動に称賛集まる「心温まるスポーツマンシップ」【パリ五輪】

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中国の何氷嬌が表彰台で行った行動が称えられている(C)Getty Images

 パリ五輪のバドミントン女子シングルスで中国の何氷嬌が銀メダルを獲得し、表彰台で行った「スポーツマンシップ」が話題になっている。

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 中国の何氷嬌(ヘ・ビンジャオ)は8月5日に行われた決勝戦で韓国の安洗塋(アン・セヨン)に0-2で敗れ、銀メダルに終わったが、その前の準決勝で対戦し、試合中に負傷で棄権してしまったスペイン選手のカロリナ・マリンの母国のバッジを持って登壇した。マリンはプレー中に右膝を負傷してコートに倒れ、涙を流して足を引きずりながらコートを後にしていた。

 この行為に中国メディア『网易体育』は「スペインオリンピック委員会から正式な感謝を受けている」と紹介。実際に『スペインオリンピック委員会の公式X』でも「最高のオリンピック精神!」と感謝し、「何氷嬌選手が、カロリナに敬意を表してCOE(スペインオリンピック委員会)のピンバッジとともにメダルを受け取った」と投稿している。

 同メディアによると何氷嬌は「今日、スペインのバッジを持って表彰台に上がったのは、準決勝で相手選手が怪我をしたことがとても残念だったからです。マリン選手のような懸命な戦いぶりで決勝に臨みたいと思いました。マリン選手はとても素晴らしいアスリートで、これを見てほしいし、一日も早く回復してほしいです」とコメントしたという。

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