ドジャース、WS連覇への“原動力”は先発陣 282億円左腕にかかる期待「サイ・ヤング賞のときのような投球を」
8月に復帰したスネルへの期待は大きい(C)Getty Images
ナ・リーグ西地区首位のドジャースは地区優勝マジックを「10」とし、現地時間9月15日から本拠地で強豪フィリーズと3連戦を戦う。
米メディア『ClutchPoints』は「昨シーズンのワールドシリーズ制覇後、多くの人がドジャースが今シーズンもナショナルリーグを圧倒すると予想していた。しかし、ドジャースは不安定な成績で苦しんできた。チームの連覇の望みをつなぐ原動力となるのは、先発ローテーションの布陣だ。その中心となるのは、元サイ・ヤング賞受賞者のブレイク・スネルだ」と伝えている。
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記事では「ドジャースはブレイク・スネルに、以前のサイ・ヤング賞のときのような投球をしてもらう必要がある」と記し、2度のサイ・ヤング賞受賞という実績を引っさげ、5年総額1億8200万ドル(約282億円)の契約で今季ドジャースに加入したが、今季は左肩の炎症のため4月から負傷者リスト入りした。
8月にメジャー復帰後は「先発登板のたびに少なくとも5イニングを投げている」とし、ここまで9試合で4勝4敗ではあるものの、防御率は2.79の成績だ。
同メディアは「オールスター戦以降、チームは不安定なパフォーマンスに悩まされてきた。負傷者続出や不振の波にも見舞われている。現時点では、ワールドシリーズ連覇を果たすチームには見えない」と厳しい見解を示している。






