佐藤輝明に被弾した阪神戦は「ちょっと頑張りすぎた」 左肩炎症のスネルが漏らした“故障の予兆”「ただの“痛み”ではない」
この阪神戦で主砲・佐藤輝明に特大の3ラン本塁打を打たれるなど4回1/3を投げて3失点で降板していたスネルは、当時をこう回想している。
「『これはすぐに治るんじゃないか』って思って(投げて)たけど、ただの“痛み”ではないことに気付いた時は、本当に辛かった。日本で投げてからというもの、キャッチボールをするたびに痛みを感じていたんだ。今にして思えば、開幕前に投げるのをやめるべきだったと思う。でも、すごく日本で投げたかったんだ。予想以上にひどい状況にしちゃったんだけどね」
ただ、自身の判断ミスから「辛いけど学んだ」というスネルは、復帰に向けたプロセスを着実に踏んでいる。「自分がどれだけ素晴らしいか、何ができるかをみんなに見せたいんだけど、ちょっと頑張りすぎちゃった」と語る32歳は、コナー・マクギネス投手コーチ補佐と続けるリハビリをポジティブに語っている。
「彼は僕に『運動強度に関しては、今の自分の身体の状態を信じてやればいい』と言ってくれるんだ。無理に頑張ろうとしたり、無理に身体を動かそうとしたりしないでね。それが本当に良かったんだ。今はとにかく問題が起きないように、ゆっくりと回復していくつもりだ」
先発投手の駒不足に悩む投手事情を考えれば、いち早い復帰が望ましい。それでもスネルは万全を期するべく、己の身体と向き合いながら再起を誓っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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