「これはもうおかしい」延長18回の死闘で“全打席出塁” 米識者も唸る大谷翔平の存在感「ボンズ並みの扱いをすべき」

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1試合9出塁は1942年以来83年ぶりの快挙だ(C)Getty Images

 ドジャースとブルージェイズによるワールドシリーズ第3戦が現地時間10月27日にドジャースタジアムで行われ、延長18回の末、ドジャースが6-5でサヨナラ勝ちを収めた。実に6時間を超える消耗戦となったこのゲームでは、ドジャースの大谷翔平が記録的なパフォーマンスを披露し、そのバットで勝利を呼び込んでいる。

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「1番・指名打者」で先発出場した大谷は、7回までの4打席で2塁打を2度、2本の本塁打を放ち3打点。加えて、試合終了までさらに5度バッターボックスに立つも、4度が申告敬遠、最終打席もストレートの四球と、長時間に及んだゲームにおいて全打席で出塁を果すという、異例とも言えるスタッツを刻んだ。

 1勝1敗で本拠地に戻った最初の試合で4長打を放つという打棒を見せつけたことで、試合後半ではブルージェイズベンチは完全に勝負を避ける選択に踏み切ることに。また、ポストシーズン序盤では不調とも評されていたバッティングは、ブルワーズとの優勝決定シリーズからこのゲームまで、6試合連続安打をマークするなど、もはや手がつけられない状態になっている。

 連覇へと向かう戦いで驚異のパフォーマンスを続ける大谷に対し、米国内でも賛辞がやまない。放送局『ESPN』の元記者であり、現在はフリージャーナリストとして活動する、ジュン・リー氏が自身のSNSで大谷の活躍を激賞している。

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