大谷翔平の最大級賛辞「由伸が世界一の投手だと皆が思ったんじゃないかなと」 伝説同士となった後輩右腕のMVPに拍手
山本由伸の労をねぎらう大谷翔平(C)Getty Images
ドジャースが現地時間11月1日、敵地で行われたワールドシリーズ第7戦に5-4で勝利。延長11回二死から2番のウィル・スミスが左翼席へ勝ち越しのソロを放つと、9回サヨナラのピンチからマウンドに上がった山本由伸は延長11回も抑えてドジャースが世界一連覇を決めた。山本はシリーズ3勝で日本人投手初のMVPを獲得した。
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山本は4-4で迎えた9回一死一、二塁とサヨナラのピンチを迎えたところで登板。アレハンドロ・カークに死球を与えてしまい一死満塁となったが、ドールトン・バーショを二ゴロに仕留めた。
二死満塁となり、アーニー・クレメントの打球は、この回途中で中堅の守備に就いていたアンディ・パヘスが左翼手のキケ・ヘルナンデスと交錯しながらも好捕した。山本は延長10回もマウンドに上がり、三者凡退。そして、11回は一死一、三塁の大ピンチからカークを遊ゴロ併殺に仕留めた。
中3日で先発登板した大谷翔平は、3回途中3失点でKO。初回と2回は無失点でしのいだが、3回に力尽きた。先頭のジョージ・スプリンガーにこの日2本目の安打を許すと、暴投と申告敬遠で一死一、三塁。ここでボー・ビシェットに初球のスライダーをとらえられ、中越えの3ランを浴びた。打球の行方を見守り、大谷は両手を膝に付いてガックリ。ここで2番手ジャスティン・ロブレスキと交代した。






