史上初“敵地3勝”の快挙 山本由伸の圧巻投球に米メディアも感服「メジャー最高の投手に異論なし」「最後まで主役であり続けた」
獅子奮迅の活躍でチームを頂点に導いた山本のパフォーマンスを絶賛する声は、米国内メディアからも同様に上がっている。スポーツサイト『NESN』のゲームレポートでは、「ヤマモトは、このシリーズでまさに“異次元”の存在だった」などと評した。
さらに、「第7戦でドジャースのヒーローとなったのは、マックス・マンシーとミゲル・ロハス。2人のソロ本塁打が試合終盤にロサンゼルスを勢いづけた。そして延長11回、ウィル・スミスが勝ち越し弾を放って試合を決めた」と振り返るとともに、「だが、最後の最後まで『主役』であり続けたのはヤマモトだった。第6戦で96球を投げたわずか24時間後、彼は奇跡的にもリリーフとして再び登板し、2回2/3を34球で投げ切ったのだ」と説明。
加えて、記録面にも同メディアは言及。今シリーズの山本の成績について、「史上初めて『敵地で3勝』を挙げた投手となり、さらに『敵地で第6戦と第7戦の両方に勝利した』史上初の投手にもなった」と指摘する。
そして、7試合での内容を総括し、「今、ヨシノブ・ヤマモトが“メジャー最高の投手”と呼ばれても、誰も異論はないだろう」と強調するなど、賛辞を並べた。
球史の残るパフォーマンスでファンを魅了し続けた山本。2025年のMLBで最も印象的な選手の1人として、多くの人々の脳裏に刻まれることも間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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