巨人新外国人、ダルベックは岡本の替わりに…「なりません」球界OBが危惧した要素「穴は見えるな」「欠点が見えすぎている」
「インサイド持っていったら、(相手投手は)大丈夫という穴は見えるな」と内角攻めされたときの対応が大事としながら、「球が上がらない パワーあっても ちょっと苦労するだろうな」とアジャストするまでに、多少の時間は必要という見方を示した。
それでも「ホームラン打つ力」はあるとして、メジャーよりも平均速度が落ちることで、対応できる可能性はあるとした。
現時点では「欠点が見えすぎている」としながら、「キャンプのときにどう変わるか、わからない」と今後のキャンプ、オープン戦を通じての対応力を見ていきたいとした。ダルベックに関してはメジャー時代から三振の多さも指摘されている。
一方で高木氏は来季の打線についても言及。23年にはキャリアハイの41発をマーク、長く主砲としてチームを支えた岡本の穴を1人の打者で埋めるのは容易ではないとしながら、NPB2年目となる左のトレイ・キャベッジ、また「打てる捕手」として覚醒した岸田行倫など、複数の選手で埋めていく形が望ましいとした。
阿部慎之助監督の就任3年目となる来季はV奪回が至上命題となる。左のキャベッジ、右のダルベックが機能するかで得点力も変わってくるとあって、その存在が大きく注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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