金メダルに涙 “性別騒動”で渦中の女子ボクサーが“誹謗中傷”の非道さを訴え「攻撃は本当に酷かった。いじめはやめて」【パリ五輪】
そうした反発をはねのけての勝利に本人も感慨深げだ。涙しながら金メダルを掲げた表彰式後に英公共放送『BBC』などのインタビューに応じた25歳は「私は8年間、ずっと眠らずに働きました。アルジェリアのすべての人々に感謝したいと思います」と、騒動の最中も後押しを続けた母国のファンや関係者にメッセージ。そして、「私は女性です」と訴え、改めて激動の日々を振り返った。
「私は女性として生まれ育ち、女性として競技をしている。そのことに疑いの余地はないです。成功を望まない敵や私への攻撃がこの栄光を特別なものにしたんです」
さらに批判を相次いだネット上の声については「攻撃は本当に酷いものだった。いじめはやめてほしい」と訴えたケリフは「彼らは敵。私の成功の敵であり続ける。そもそも、なぜ嫌われているかは分からない。自分の尊厳、名誉は何にも勝るものです」と力説した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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