ボクシング女子に性別検査不合格の2名が参戦 対戦経験の選手は“公平性”を疑問視「あんな力は感じたことがない」【パリ五輪】
「私は彼女と戦った時、自分の力ではどうにもならないものを感じた。彼女の打撃はとても痛かった。あの日にリングから無事に出られたことは神に感謝している。だから、あの時にIBAが問題に気付いてくれたのは良かった」
もっとも、あくまでケリフとリン・ユーチンの参加を問題ないとするIOCは「寛容性」を強調。選手たちに徹底したテストを課しているIBAとは処分対象が異なる印象は否めない。
打撃を打ち合うボクシングは力の差が露骨に影響する競技である。ゆえに性別を巡る議論は尽きないが、果たしてケリフとリン・ユーチンはどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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