493億円男ハーパーが「最悪」とブチギレ! 悪名高き米審判の“誤審”に猛反発「俺は正しいことをしたのに罰金だ」

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ヘルナンデス氏への苛立ちをぶつけたハーパー。(C)Getty Images

 スイングを巡る判定が米球界で物議を醸している。

 事の発端となったのは、現地9月28日に行われた本拠地でのパイレーツ戦で、フィリーズの主砲ブライス・ハーパーが退場となった一幕だ。

【動画】ハーパーがブチギレ! 「悪名高い」審判のスイング判定をチェック





 同点で迎えた3回裏の攻防の最中に起きた。左打席に立ったハーパーはフルカウントから内角低めに落ちるボールにピクッと反応するもバットを止め、四球を確信。防具を外し、一塁へと歩き出そうとした。しかし、三塁塁審のアンヘル・ヘルナンデス氏がスイングと判定。空振り三振となると、30歳のスラッガーは「ちょっと待て! ありえねぇだろ」と憤怒。同審判の下へにじり寄って猛抗議を展開した。

 これを侮辱としたヘルナンデス氏はすぐに退場を宣告。もはや呆れるしかなくなったハーパーは、ヘルメットをスタンドに投げ入れてベンチから去った。

 ハイライト映像で見てもハーパーのバットは明らかに止まっていた。それは本人も確信していたのだろう。ゆえに彼が激怒するのも無理はない。さらに言えば、退場を宣告したヘルナンデス氏は何かと誤審絡みの話題が尽きない、いわば米球界の“名物審判”でもある。

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