リーグ3連覇 オリックス強さの秘密 球界OBからは「謙虚さがいい」 指摘されたポイントとは
高木氏は「本当にそう思っているかも分からないけど、その謙虚さがいいよね」と絶賛。
実際に今季のチームの強さに関して「試合の経過を見ていると圧倒しているゲームは少ない」としながら、「相手のミスに乗じて、うまい野球をしながら、点を重ねていく」スタイルが際だつとした。
実際に優勝を決めた試合も7回の猛攻は二死から死球と相手のほころびを突いて、得点に結び付けた。
エース山本由伸を中心とした層の厚い投手陣も光った。山本は14勝、防御率1・32と今季も圧倒的な成績を残した。開幕投手に抜擢された山下舜平大、後半戦から先発ローテーションに定着した東晃平ら若い力も台頭したことで「守りの野球」を実現した。
打線も主砲、吉田正尚がメジャー移籍し、影響が心配されたが、新加入の森がチームトップの打点をマークするなどしっかりカバー。プロ5年目の頓宮裕真が首位打者争いを行うなど、選手の潜在能力をしっかり引き出す中嶋監督の采配も下支えし、同じ方向に向かって戦う総合力でV3に達成した。
「みんなが輪になって優勝した」と改めてたたえた高木氏。
試合後の優勝インタビューでは中嶋監督が今後のCS、また3年連続となる日本シリーズの舞台への思いを語る場面もあった。
まだまだ長いシーズンは続くが、オリックスナインの快進撃は続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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