虎のディベイニー誕生で注目の遊撃争い 最強打線結成へ 「6番にはまったら、下位打線は驚異になるな」「ショート守ってホームラン20発打ってくれたら」
ディベイニーはマイナー通算85発と打撃も期待される(C)Getty Images
阪神は12月16日、キャム・ディベイニーと来季の選手契約を結んだと発表した。背番号は「24」となった。
現在28歳のディベイニーは右投げ右打ちの内野手、2019年ドラフト15巡目でブルワーズでキャリアをスタートさせると、今季パイレーツでメジャーデビューを果たした。
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メジャーでは14試合に出場、打率.139、1打点の成績に終わったが、マイナー通算は85本塁打とパンチ力ある打撃も持ち味とされる。遊撃、三塁を中心に左翼も守れるユーティリティとして知られる。
また、新助っ人合流で注目はし烈な遊撃争いにもありそうだ。
今季の阪神の遊撃ポジションにおいては小幡竜平がキャリアハイの89試合に出場し、打率.223、5本塁打、17打点をマーク。次いで木浪聖也、内外野を守れるユーティリティとして知られる熊谷敬宥もチームを盛り立てたが、いずれの選手も打率が2割5分を超えた選手はおらず、特に木浪は打率1割台と不振にも悩まされたとあって、レギュラー定着となった選手は出てこなかった。
そこに「打てる遊撃手」として期待されるデバニーが合流となれば、し烈な遊撃争いが予想される。甲子園の土のグラウンドへの対応も求められるが、打線強化の意味でも大きな選択肢となりそうだ。
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