「弌大」「治大」「円裕」「虎上」…よ、読めない。難読改名スポーツ人列伝
【花田虎上(まさる)※勝から改名】
言わずと知れた第66代横綱「若乃花」。「お兄ちゃん」の愛称で親しまれ、若貴フィーバーを巻き起こし、史上初の兄弟横綱としても角界をリードしてきました。現役引退後は藤島親方を襲名し、後進の指導にあたった後、日本相撲協会を退職。青年実業家やスポーツキャスターとしても活動し、さらにはアメフトの世界に飛び込むなど、一つの場所にとどまることなく常に挑戦を続けていく姿勢には、今もなお多くのファンがついています。
そんな「お兄ちゃん」が芸名の改名を発表したのは2011年4月のことでした。それまでの「勝」という名が割となじみのある名前だったため「虎上」と書いて「まさる」と読むという改名は大きな話題になりました。改名によって字画が変わり、「多くの人と接することができる」という意味を持ったそうです。
あれからもうすぐ8年。違和感が徐々に消え「虎上」を「まさる」と読むことにも人々は慣れてきました。そして「若貴」は今もなお、メディアの寵児のままで居続けています。あらためて、すごい兄弟です。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
1 2