「我慢時やね」5月巻き返しを狙う広島 ”ミスを引きずらない姿勢”が重要と大物OBがエール
一方で、この日の動画では5月3日のDeNA戦の7回の攻撃時、出塁していた韮澤雄也が味方の安打の際に本塁への生還を怠るという判断ミスも取り上げている。高橋氏は「目を疑う走塁だった」と苦笑し、三塁コーチャーのアクションを見落としている点にも触れながら「自分で判断をしてしまったのかな」と21歳のプレーに対し、苦言を並べた。
また高橋氏は他にも、守護神の栗林良吏が4月中の登板で打ち込まれた内容等にも言及しながらも、「悪い点を挙げたらどうしようもない」と話しており、「その中で自分をどう変えていくか、抑えとして成長していくか」と主張。さらに韮澤の走塁ミスについても「ミスは認めながら、それを糧としてなぜミスが起きたのかを考える」として「ミスを引きずらないこと」と言葉に力を込めた。
「今は(広島の)野球が変わってきている」と現在の印象を語っている高橋氏。さらに「もっといいチームになる」と今後への見込みも述べている。幾度となく聞かれた前向きな言葉の中には、それぞれに後輩たちへの揺るぎない期待が込められていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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