広島カープのドラフトの歴史を振り返る!「神ドラフト」「残念ドラフト」はいつ?
◆残念ドラフト=2003年
1 白濱裕太(広陵)捕手
3 比嘉寿光(早大)内野手
4 尾形佳紀(ホンダ)内野手
5 仁部智(TDK)投手
03年、地元の大きな期待を受けた白濱は正捕手をつかむには至らず、尾形は故障に泣き、4人とも期待にこたえられなかった。ほかには00年も広瀬純が唯一奮闘したくらいで、ハズレ年だった。
【まとめ】
広島のドラフトは独自路線で「一本釣り」の成功が多く、また1度のドラフトで複数名の主力級が出る年が多い。ドラフト戦略として、選手の能力はもちろん性格を重視。育成の基盤が猛練習にあるだけに「練習しない選手、練習に耐えられない選手はとらない」(関係者)。伸びる人間性を見極め、預かった選手を育て上げてきた。
19年に丸が巨人へFA移籍したが、球界全体で見ればFA流出は少ない。自前で育てた選手に配慮し、大事にしていれば、たとえ出ていっても戻ってくるケースがある。メジャー挑戦した黒田博樹、阪神にFA移籍した新井貴浩の2人がまさにそう。16年、両ベテランの働きと存在感なしに、25年ぶりの優勝はなかった。
スカウトの眼力と育成力、そして「カープ愛」が3連覇した強さの源にあるのかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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