西川龍馬のオリックス移籍に伴う人的補償 広島は外野手獲得が基本線か?

タグ: , , , , 2023/11/24

 打力重視であれば廣岡大志も魅力的。44試合に出場して打率.200と確実性は欠いたが、日本シリーズに4試合スタメン出場して2試合複数安打を放っていた。内外守れる器用さに加えて、かつてヤクルトと巨人に在籍しており、セ・リーグにすぐに順応できる。

 また、西川を除く広島の現在の外野のレギュラーは秋山翔吾と野間峻祥と2人とも30代。若い外野手が欲しいところ。プロテクトされる可能性は高いが、ルーキーイヤーながら開幕前に育成から支配下登録を勝ち取った24歳の茶野篤政も面白い。最終的には打率.237だったが、4月(.275)、5月(.263)と前半戦は存在感を見せた。

 とはいえ、広島の外野手には8月と9月だけで計9本塁打を放った末包昇大もいる。末包を外野でレギュラー出場する方針にして投手陣強化を図るかもしれない。いずれにせよ、どの選手が移籍して、どのような活躍を見せてくれるのか楽しみだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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