西川龍馬のオリックス移籍に伴う人的補償 広島は外野手獲得が基本線か?
打力重視であれば廣岡大志も魅力的。44試合に出場して打率.200と確実性は欠いたが、日本シリーズに4試合スタメン出場して2試合複数安打を放っていた。内外守れる器用さに加えて、かつてヤクルトと巨人に在籍しており、セ・リーグにすぐに順応できる。
また、西川を除く広島の現在の外野のレギュラーは秋山翔吾と野間峻祥と2人とも30代。若い外野手が欲しいところ。プロテクトされる可能性は高いが、ルーキーイヤーながら開幕前に育成から支配下登録を勝ち取った24歳の茶野篤政も面白い。最終的には打率.237だったが、4月(.275)、5月(.263)と前半戦は存在感を見せた。
とはいえ、広島の外野手には8月と9月だけで計9本塁打を放った末包昇大もいる。末包を外野でレギュラー出場する方針にして投手陣強化を図るかもしれない。いずれにせよ、どの選手が移籍して、どのような活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】広島からFAした西川龍馬がオリックス入り決断 背景にある「モチベーション」「心強い仲間の存在」とは
【関連記事】巨人 中田翔が選択した「第三の道」 3億円を捨てた背景にある切実さと「注目球団」とは
【関連記事】今季20勝&200奪三振の無双! 阿部・巨人も注目する最強助っ人に日韓米の争奪戦は必至「契約金は跳ね上がる」
1 2