大規模シャッフルなるか、捕手FAの行方 注目集まる"陰のキーマン" 「事実上のトレード」の指摘も
坂本は頭脳的なリードで知られる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今オフ、最大の目玉とされた捕手FAにおいて鍵を握るとされたソフトバンクの正捕手、甲斐拓也が権利を行使する意思を固めたことが明らかになった。地元メディア「西スポWEB OTTO!」、「読売新聞」電子版が12日、相次いで報じている。
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甲斐といえば「育成の星」として知られ、侍ジャパンの一員としても2021東京五輪の金メダル、2023年WBCでもマスクをかぶり、世界一奪回に大きく貢献した。
「甲斐キャノン」と称される強肩、リード面の評価も高く、国際大会の実績もあることで、争奪戦が予想される。
名乗りをあげると見られるのが今季4季ぶりのリーグ優勝を果たした巨人だ。
今季は昨年まで主戦捕手を務めた大城卓三に加え、岸田行倫、小林誠司の3捕手併用制を選択。それぞれの捕手の持ち味も生かして、投手力再構築に成功したが、正捕手固定とは至らなかったことで総合力の高い甲斐がFA権を行使すれば、獲得交渉に臨むと見られている。
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