モー娘。佐藤優樹が訴えた「水着にならない自由」が芸能界の常識を変える
19歳の口から放たれた一言は、今後の芸能界を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
「(値打ちは)ひとりひとりにありますよ。全員に」
発言したのはモーニング娘。’19のメンバーである佐藤優樹(まさき)さん。16日にオンエアされたMBSのラジオ番組「ヤングタウン土曜」に出演した際に、注目のコメントが飛び出ました。
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話題が昨年10月に出版されたファーストビジュアルフォトブック「三角の硝子」の中に水着カットを入れなかったことに及んだ時のことです。
「私達が水着になります。(写真集の価格は)3000何円です。でも私達には7割も入ってこないんですよ。そんな安いのイヤだ。水着を軽々しく考えている脳味噌をどうにかした方がいいんじゃないかな」
ハッキリと自分の言葉で、そう主張しました。
明石家さんまさんが「仕事やからな」と話すと「仕事なら私に1億8000万円欲しい。ヌードは600億円」と返して、「お前の裸、そんな値打ちあるの?」と尋ねるさんまさんに、冒頭のコメントを発したのです。
これらの模様が報じられると、佐藤さんには大きな称賛の声がもたらされました。それは芸能界の常識とされる「成功のステップ」に「NO」を突きつけるものだったからです。
これまで、アイドルや女優志望の若い女性が芸能界にデビューし、確かな存在感を築くためには、どのような道のりを歩めばよかったでしょうか。
おおむね、まずは青年誌やコミック誌の表紙やグラビアを飾り、顔と名前を売り込むところから始まります。その場合、インパクトは強ければ強いほど、成功への近道とされてきました。ビキニの「表面積」ひとつとっても、事務所サイドの「野心」によって大きく変わっていきます。