中野友加里が語る試合とは違うアイスショーならではの魅力「私の場合ドーナツスピンをいかに長く・・・」
フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
今月2日に投稿された動画では、アイスショーについて、試合とは違ったアイスショーならではの魅力や自身の経験、さらには舞台裏や気になるギャラについても語っている。
大会とは違った特別な感じ
自身もかつてアイスショーに参加していた中野さん。
幼い頃から、その舞台に憧れを持っていたという。
「日本で伝統的に続いているのが、『プリンスアイスワールド』です。私もプリンスホテルに所属していた時は毎年出演させてもらっていました。小さい頃見た時は『私もこの中で出たいな』って思って見ていたんですよね。
アイスショーって、自分にピンスポットが当たりますし、キラキラした中で滑れるので、子供ながらに、将来ここで滑りたいなって思っていました。」
幼少期に抱いていた憧れの舞台で、実際に滑ることが叶った中野さんは、試合とはまた違う特別な感情を抱いていたという。
「大会は、広い会場で1人で踊るので、『THE大会』という感じですが、アイスショーは360度にお客さんがいて、自分をみせないといけないですし、尚且つ暗転でピンスポットが当たるので自分だけの特別な空間という気がするんです。
中でも特に印象深かったのが、『ドリームズオンアイス』と言って、全日本のトップスケーターが集まるものなんですが、それが『アイスショーに出たな』という感覚になった最初のアイスショーなんです。ジャッジの方とはまた違った評価、お客さんの拍手だけが評価になるので、大会とは違った特別な感じがあるなと思いました。」