レッドブルを離れたホーナー氏の復権なるか 注目の新天地をめぐる動き 合流には慎重論も
チームの共同オーナーがカナダ人大富豪のローレンス・ストロール氏。息子が同チームのレギュラードライバーを務めるランス・ストロールで、親の七光でシートを死守していると常に色眼鏡でみられ、今季は入賞回数が角田裕毅よりも少ない6回で今季で解雇すべきなのでは、との声も上がっている。
それに父のローレンス氏がオーナーとしてチームを統括している以上はそれも難しい。実は過去にはしっかりとした成績を残しており、1年目の2017年に自己ベストの3位を獲得するなど3度も表彰台に立ち、20年のトルコGPではポールポジションを取った実績がある。結果だけを見れば、一流なのだ。
ホーナー氏が仮に加入すれば、ランス・ストロールを真っ先にやり玉に挙げ、余計な火種を生むのは避けられない。アストンマーティンはチーム代表格が短期間で離任するケースも相次いでおり、本来であれば、実績も手腕も十分なホーナー氏を招聘したいところではあるが、うまくはコトが運ばないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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