爆肩で鳴らす竜の遊撃手・ロドリゲス 異国の地でのレギュラー奪取に必要なモノとは?
■レギュラーに向けて…まずは爆肩を最大限活かす
さて、ロドリゲスが異国の地で遊撃のレギュラーを獲るためには何が必要だろうか。言語、技術、体力……。あらゆる要素が思い浮かぶ。
貴重な外国人枠の一つを使ってまで出場するのだから、他の日本人選手より圧倒的な個性を見せていく必要がある。ロドリゲスの場合は、まずは持ち味の爆肩を最大限活かすようにしたい。
具体的に言うとスローイングの精度になるだろう。守備固めで入った7月12日の阪神戦で送球エラーを喫したが、そういうものを一つでも減らしていかなければならない。
とはいえまだ、2002年生まれの22歳。髙橋宏や同じポジションを争う龍空と同い年だ。伸びしろはたっぷりある。与えられた出場機会で多くのものを吸収して、世界に通用するショートストップに育つのを楽しみにしている。
[文:尾張はじめ]
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