ブルペンから見た山本由伸の“伝説連投” 元同僚カーショーが漏らした尊敬の念「本当に感謝しかない。ヤマが僕にワールドシリーズをくれた」

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伝説と語り継がれる山本の連投。そのパフォーマンスをカーショーが語った(C)Getty Images

 山本由伸(ドジャース)は球史に残る「伝説」と化した。

 最終第7戦までもつれた激闘で異彩を放った。今秋に行われたブルージェイズとのワールドシリーズにおいて山本は4試合に登板。2001年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来となる3勝を挙げ、防御率1.02、WHIP0.68、被打率.169と支配的な投球を披露した。

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 とりわけ圧巻だったのは、超異例の“中0日”での連投だ。第6戦に先発し、6回(96球)を投げていた山本は、最終第7戦もブルペンで待機。「迷いというか、そういった想いがあった」という27歳だったが、9回一死の局面から登板。見事に2回2/3(34球)を無失点で抑えて、胴上げ投手となった。

 シリーズを通じて投じた球数は235球。ほぼ休みなく戦い抜いた剛腕のタフネスは、球界を騒然とさせ、ドジャースが12年総額3億2500万ドル(約491億円)で契約した価値を高めた。

 そんな日本人右腕の怪パフォーマンスを「あれは野球界で二度と見られないことだよ」と振り返ったのは、クレイトン・カーショーだ。

 ドジャース一筋を貫き、山本からも「すべてがお手本」と尊敬されるレジェンド左腕は、現地時間11月6日に米ポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』にゲスト出演。「ブルペンから見ていた」という背番号18のパフォーマンスを回想した。

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