「僕らは本当に凄い投手を手に入れた」カーショーが告白 異例だった山本由伸の“伝説連投”に本音「あんなの前代未聞だ」
カーショーは山本への本音を余すところなく語った(C)Getty Images
今季限りで一線を退く決意を下した大投手の目にも、若きサムライの快投は「凄まじいもの」として映っていた。
現地時間11月21日、ハリウッド俳優ロブ・ロウ氏がホストを務める米YouTubeチャンネル『Literally! With Rob Lowe』に出演した元ドジャースのクレイトン・カーショーは、25年シーズンのワールドシリーズ連覇に貢献した山本由伸について「本当に凄い」と語った。
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MLB通算223勝を挙げ、3度のサイ・ヤング賞にも輝いたカーショー。そんなレジェンド左腕は山本について「僕らはもっと日本式のスタイルを学ぶべきかもしれない。なぜならヤマはウェイトルームでもほとんどウェイトをやらない。それでも体幹が物凄く強くて、可動域も広い。いろんなクレイジーな動きが出来るんだ。それからあの投げ方は本当に美しい。なんの力みもなく、再現性がとにかく高い」と熱弁。そして、今秋に球界のみならず、お茶の間をも震撼させた“伝説の連投”にも言及した。
快投、快投、また快投。とにかく信じらない投球が繰り広げられた。ブルージェイズとのワールドシリーズで山本は第2戦と第6戦に先発登板。計201球を投げていたにもかかわらず、勝てば優勝が決まる第7戦にも9回からリリーフで登場すると、3回(34球)を投げ切って、見事に球団史上初の連覇をもたらしたのである。





