奇妙なほどの共通項の数々――MLB公式が佐々木朗希、ミジオロウスキーの2人の剛腕ルーキ―の軌跡を重ね合わせる
一方のミジオロウスキーは2022年ドラフト2巡目として、最速104マイル(約167キロ)を誇る逸材と期待され今季を迎えた。デビューから5戦4勝を飾ると、今夏のオールスターゲームにまで選出されるほどセンセーショナルな新星として全米を騒がせた。
「しかし後半戦は苦しんだ。9月末には先発ローテーションからも外れ、地区シリーズではブルペンに回ることが決定した」
すると地区シリーズでは2勝を挙げる大活躍。最終第5戦までもつれたカブスとの熱戦を3勝2敗で制するキープレイヤーとなった。
「2人の見放されつつあったルーキーは、10月の大事なピースとして蘇った。もしリードして9回を迎えればロバーツ監督はササキをマウンドに送るだろう。ブルワーズは大事な場面での救援をミジオロウスキーに託すだろうし、リーグ優勝決定シリーズ中に先発起用することさえ検討し始めている」
奇妙なほどの共通項を持ちながら、ベースボールファンを熱狂させている2人。日米が誇る快速右腕同士が、ナ・リーグ優勝決定シリーズの行方のカギを大きく握りそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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