「バッティングは使える」本日現役ドラフト 球界OBがGTで着目する選手の名前 「ドラ2右腕」「右のロマン砲」
畠は近年、出場機会を減らしている。21年には52試合に登板、ブルペンを支えたが、今季はわずか1試合の出場にとどまった。先発、中継ぎともにこなせることで「環境変えてあげたほうがブレイクする気がする」と高木氏。今村に関しても候補となれば、貴重な左腕で引きがあるとした。
そして阪神からは投手では矢野政権下の22年シーズンに52試合に登板、防御率1.14とブルペンで存在感を示した浜地真澄に注目。日本一シーズンの23年は右肩のコンディション不良もあって成績を落とした。
22年から52試合→30試合→18試合と近年は出場機会を減らしているが、26歳とまだ若く伸びしろも期待できるとした。
そして野手の注目株では勝負強い打撃で知られる5年目外野手の小野寺暖の名前をあげた。
19年育成ドラフト1位入団の小野寺は昨季、チームが日本一に輝いたシーズンにおいて、43試合に出場、打率.347、11打点と存在感を示した。22年4月には代打満塁弾を放つなど長打力も持ち味。
ただ5年目の今季は6月に左手首じん帯を損傷。リハビリ期間も長く、1軍では25試合に出場し、打率.148と結果を残せなかった。
小野寺に関して高木氏は「バッティングは使えるよ。しぶとさも持っている」と評価。一方でチームでは外野陣の層が厚い。プレミア12にも出場した森下翔太、不動のリードオフマン、近本光司、今季特に飛躍した前川右京などポジション争いはし烈さを増している。
現状では小野寺は右の代打という位置づけとなるため、現在FA宣言して去就が注目される原口文仁とのかねあいも注目とした。
動画内ではソフトバンク、日本ハムの候補選手についても独自の見解を伝えている。
今回が第3回の開催となった現役ドラフトでは新天地で羽ばたく選手もいる一方で、戦力外通告を受け、そのまま引退となる選手も出てきている。
選手にとっても大きな岐路となる同制度で今回はどんなドラマが生まれるのか。注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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