再びのGT移籍が話題 阪神は巨人から「ドラフト2位右腕」を獲得 藤川新監督のもとで期待される働きとは【現役ドラフト】

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畠はここ2年で1軍で1試合の登板にとどまっていた(C)産経新聞社

 第3回現役ドラフトが9日、行われた。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるための同制度に今年も多くの注目が集まった。

 阪神は巨人の畠世周を獲得。近大から16年のドラフト2位入団の右腕は今季がプロ8年目。1メートル86センチの高身長から力のあるストレートを投げ込むのが特徴。ルーキーイヤーには6勝をマーク、その後は中継ぎとして、2021年には52試合に登板、11ホールド、防御率3・07の成績を残していた。

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 23年は右ひじクリーニング手術の影響もあり、1軍登板はなし、24年もわずか1試合の登板に終わっていた。

 一方、阪神では現役ドラフトにおいて第1回に大竹耕太郎(ソフトバンクから移籍)、第2回に漆原大晟(オリックスから移籍)とこれで3回連続投手の獲得となった。

 特に日本一となった23年シーズンは投手陣は充実のラインアップが認められていたが、24年はブルペンにおいて不安定な要素が見られた。

 左腕の桐敷拓馬が今季は70試合に登板、43ホールドポイントを記録とフル回転の1年となったが、疲労蓄積も心配されるため、ロングリリーフの経験も持ち、経験豊富な右腕がV奪回のための欠かせないピースとなれるか。

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