「守備はトップクラス」現役ドラフト開催迫る 球界OBが着目する「中日の4年目内野手」「西武の変則右腕」
その上で3年連続リーグ最下位にあえぐ中日からはプロ4年目内野手の龍空と8年目内野手の石垣雅海の名前をあげた。
特に龍空といえば躍動感あふれる守備が持ち味、昨季は114試合に出場したものの定位置確保とはならず、今季はし烈な二遊間争いの中で17試合と出場機会も激減、厳しいシーズンとなった。
高木氏は「龍空の場合は守備がうまい」として仮にリストアップしていれば、間違いなく他球団からも人気になるとした。
課題の打撃も様々な取り組みを行っていることで「バッティングも変わってきているから、使えるかなと思うんだけど」とした。
背景には立浪政権下時代に二遊間を守れる選手を厚くしたこともあり、「その分だけ、龍空が浮いてくるような気がする」と高木氏は指摘した。
「天才的な守備を持っているから、これも人気になるかな」と話した。
さらにパ・リーグでこちらも歴史的な低迷にあえいだ西武からは3選手をリストアップ。投手からは変則右腕の與座海人、救援の本田圭佑、また4番を務めたこともある5年目外野手の岸潤一郎の名前をあげた。
投手2人をあげたことに関しては「やっぱり(チームには)優秀なピッチャーが多いということ」としながら、與座に関しては「変則でしょう、すごい人気が出る」と特徴があることで引きがあると見る。
また近年、中軸も期待された岸に関しては「打てない中で岸は4番も務めたりしたけど、環境を変えたほうが」力が出ると見る。
與座は今季7試合(先発4試合)に登板し、1勝4敗、防御率4.81。岸は今季98試合に出場し、打率.216、6本塁打、25打点に終わっていた。
動画内では他球団の注目選手についても語っている。
現役ドラフトも今回3回目の開催となり、野球ファンにとってもすでにおなじみのイベントになりつつある。果たして今年はどんなドラマが生まれるのか。当日の発表が大きく話題を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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