Wソックスがメジャー最多タイ記録の4者連続本塁打を達成 日本プロ野球史に残る「5者連続本塁打」という伝説
チームは解体の一途をたどった。阪急へ移った大橋に続き、大杉がヤクルト、大下が広島へとトレード。夢の5者連続本塁打の立役者たちは次々と放出されていった。駒沢球場を本拠とし、個性あふれる選手がそろい「駒沢の暴れん坊」とも呼ばれたが、型破りな英雄たちが演じた奇跡は一夜限りの最後の夢だったのかもしれない。
なお日本プロ野球で4者連続本塁打は過去4度。1950年大洋(大沢、藤井、平山、門前)、1976年阪神(中村勝、掛布、ラインバック、田淵)、1983年西武(立花、スティーブ、田淵、大田)、1986年ヤクルト(若松、レオン、ブロハード、広沢)が記録している。
ファンの間でも語り草なのは、1985年阪神の甲子園でのバックスクリーンへのバース、掛布、岡田の3者連続本塁打。最近では2017年、DeNAが筒香、ロペス、宮崎の3者連続本塁打でのサヨナラ勝ちが強く印象に残っているファンの方も多いだろう。
全てが偉業には違いないが、長い歴史を紐解けば、まだまだ語り継ぎたいレガシーがたくさん埋まっている。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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