松田宣浩の不在を稲葉ジャパンはどう埋めるのか・・・数値化されない貢献度
稲葉監督は力強くこう宣言しました。
「この24人と日の丸を背負って東京五輪を戦えることを誇りに思います。結束して戦い、金メダルを獲得し、国民の皆さんと喜びを分かち合いたい」
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佐藤輝、岡本、周東、松田ら選外・・・侍ジャパン24選手への期待と不安 https://cocokara-next.com/athlete_celeb/samurai-japan-24-players/
6月16日、都内ホテルで行われた侍ジャパン代表内定選手の発表会見。指揮官は熟考の末に選んだ24選手の名を、自ら読み上げました。
先発では楽天・田中将大投手、巨人・菅野智之投手が軸。キャプテンこそ置かないものの、野手のリーダーには巨人・坂本勇人内野手や広島・菊池涼介内野手を指名するなど、国際大会での実績を重視した選考。悲願の金メダルに向けて、ワンチームとしての活躍が期待されます。
そんな中、侍ジャパンを長年取材してきたスポーツ紙のデスクは、ソフトバンク・松田宣浩内野手の「穴」を誰が埋めるかが、見所だと言います。
「サードは侍の最激戦区。今季成長著しいヤクルトの村上宗隆内野手が選ばれた形となりましたが、昨季セ・リーグ2冠で今季も打点リーグトップの巨人・岡本和真内野手が“落選”したことからも、稲葉監督が悩みに悩んだことがうかがえます。そしてもう一人、稲葉監督がどうしてもメンバーに入れたかったのが、松田選手だと言うのです」
今年38歳シーズンを迎えるベテランですが、評価されたのは選手としての力量だけでなく、「数値化されない貢献度」だとも言われています。