CS制度の正しいあり方とは? 中畑清氏「今こそ議論して改革を」落合博満氏「現状のままでいい」 同学年の元監督2人が激論
落合氏は2004年からパ・リーグでプレーオフが始まった当時は、優勝チームが2位以下に5ゲーム差以上をつけないと、1勝のアドバンテージが得られなかったことにも言及。「ゲーム差が離れたからって、1勝余分にアドバンテージを与える理由はどこにあるのかなっていうふうに思いますけどね」と首を捻り、それに対して中畑氏は「やっぱり(シーズンで)頑張ってきたチームに対して、敬意を表すべきだと思うんだよね」と主張した。
今季のセ・リーグは、阪神が2位のDeNAに13ゲーム差をつける断トツの優勝を飾り、CSを巡る制度設計についての議論が再燃した。改革を求める中畑氏と、歴史的経緯を踏まえて現行制度に理解を示す落合氏。両者の訴えは対照的で、CSのあり方を改めて考えさせる激論となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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