C・ロナウドのカリスマは消えたのか…「サウジ格上発言」で強まる逆風「自分の主役でなくなった事実を受け入れられてない」

タグ: , , 2024/12/29

ドバイで開かれた表彰式に出席したC・ロナウド。(C)Getty Images

 偉大な点取り屋の発言が波紋を広げている。ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドのそれだ。

 ともすれば、挑発的な言動である。現地時間12月27日にUAE・ドバイで開かれた『Global Soccer Awards』に出席したC・ロナウドは、「最優秀中東プレーヤー」に選出。さらに特別に設けられた「歴代トップスコアラー賞」も表彰された。その際、壇上に上がってインタビューを受けた39歳は、自身が2023年1月からプレーを続けているサウジアラビア1部のレベルについて「リーグ・アンよりも優れている」と持論を展開したのである。

【動画】世界を驚かせたカリスマ! C・ロナウドがサウジで決めたゴラッソシーン





「決してサウジアラビアでプレーしているから言っているわけではない。人がどう思おうと気にしないで、この国のサッカーを見るべきだ。いまやフランスにはパリ・サンジェルマンしかない。他は終わってる。それが僕の意見だ。だってそうだろ? 彼らは最強だ。誰も太刀打ちできない。パリ・サンジェルマンは最高の選手を持っているし、最もお金を持っているクラブだ。それが事実で、嘘じゃない」

 たしかにリーグ・アンは、パリ・サンジェルマンの“一強時代”が続いている。過去10シーズン中で国内リーグ優勝は8度と覇権は完全に握られている感がある。C・ロナウドが「他は終わってる」と公言するのは正直な意見ではある。

 サウジアラビア・サッカー界の“広告塔”ともなっているメガスターの発言は、どこかパフォーマンスという感は否めない。23年に入ってから34年のワールドカップ招致に向けたビジネスとして多額の資金を投じ、スター選手を“乱獲”する同リーグは「カネで急造されたリーグ」というイメージをどうしても拭いきれていない。発足から92年の歴史を誇るリーグ・アンとの比較はナンセンスとも言える。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム