C・ロナウドのカリスマは消えたのか…「サウジ格上発言」で強まる逆風「自分の主役でなくなった事実を受け入れられてない」
それだけにフランス国内からはC・ロナウドに対して、もはや呆れるような反応が目立っている。スポーツ専門ラジオ局『RMC Sport』の取材に応じた元フランス代表MFのエマヌエル・プティ氏は「彼がそういうことを発言することに別に驚きはない」とキッパリ。「クリスティアーノがレアル・マドリーを去った2018年以降、彼は、獲得したトロフィーよりもインタビューの数の方が多い」と皮肉った。
「今のロナウドはクラブと代表にほとんど影響を与えていない。彼はゴールデン・グローブ・アワードの親善大使のようなポジションにいる。自分がサッカー界最大の賞であるバロンドールの主役ではないという事実を受け入れられていないんだ。リーグ・アンに関する彼のコメントも根拠がない」
プティ氏の言うように、かつてのカリスマは消え去ってしまったのか。40歳を目前にするC・ロナウドの言動に“逆風”が強まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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