阪神27歳救援エースが「いよいよ1軍に、戻ってくるか」2軍でもイマキュレート投球151キロを計測 圧巻の0.36 「とにかく無事だったことが本当に嬉しい」
ファームの復帰登板でも躍動感あふれるパフォーマンスを示した石井(C)産経新聞社
あの頼もしい男が戦列に帰ってくる。
阪神の救援エース、右の石井大智は6月29日のウエスタン・リーグ中日戦(SGL)で実戦復帰。
2-1の8回に2番手でマウンドに上がると森駿太には低めのシンカーで空振り三振、続く山浅龍之介には151キロのストレートで空振り三振、最後は濱将乃介には低めのフォークで3者連続、3球で三振に仕留める「イマキュレートイニング」を達成。直球も150キロ超えと元気な姿を見せ、応援に駆けつけたファンからも大歓声となった。
6月6日のオリックス戦(甲子園)で頭部死球を受け、離脱。「脳振とう特例措置」により抹消となっていた。
今季は開幕からブルペンを支え、24試合に登板、防御率0.36、3セーブ、17ホールド、24.2回を投げ、与四球わずか4と無類の安定感を発揮していただけに、石井を欠いた後のチームは苦しんだ。交流戦では7連敗を喫するなど、強みだった救援陣が一気に崩れたことも大きく話題を集めた。
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