「甲子園の黒土」は時が経つと白くなる?98年横浜高校メンバーが披露 98年大会から20年経った松坂世代の裏話9
「甲子園の土」と言えば、甲子園出場の証。悔し涙と共に、持ち帰るのが風習となっている。
昨今、某フリマアプリで「甲子園の土」が相次いで出品されていると話題になっているが、実際に甲子園に出場した元球児たちはどんな思いで甲子園の土を持ち帰ったのか、話を聞いた。
さすが横浜高校!土の持ち帰り方もスマート
8月11日(土)に東京・渋谷区の白寿生化学研究所本社ビルにて実施された「田中大貴と松坂世代たちが今、全てを語る!THE高校野球」トークショー。元フジテレビ・アナウンサーの田中大貴さんをMCに、98年夏の甲子園出場メンバーの横浜高校の松本勉さん、京都成章高校の澤井芳信さん、元プロ野球選手で豊田大谷高校の古木克明さんが「甲子園の土」についてエピソードを披露した。
松坂大輔選手擁する横浜高校との決勝で敗れた京都成章高校の澤井さんは、「試合終了後すぐにベンチをキレイに片付けるんですよ。なのに横浜高校はスパイクの袋をベンチに残してあって。僕らは知らないからカバンを全部下げられていて。だから、甲子園の土を集める袋がないんですよ。横浜高校は常連校だから知っていて、みんなスパイクの袋に入れているのに。さすが横浜高校と思いましたね。僕らはなけなしの土をユニフォームのポケットに入れて持ち帰りました」と、これから甲子園を目指す球児にはタメになる、スマートな土の持ち帰り方を紹介。
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