「なんで打たれたかわからない」松坂大輔氏が語る天敵だった打者とは

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 そんな谷氏に限らず、当時の近鉄バッファローズにはほかにも苦手としていた打者として、中村紀洋氏や、T・ローズ氏、吉岡雄二氏ら名だたるバッターの名も挙げた。猛牛軍団として知られた各バッターの破壊力は今も強く記録に残っているという。

 また、近鉄の他にも嫌な印象が残っているというのが、ダイエーホークス時代の井口資仁氏だという。

 当時松坂氏は、打者に球種がわかられても気にしない、打たれないというスタンスでいたというが、その上で「何をしても打たれる」打者だったのが井口氏だったという。

 他にも、ホームランをよく浴びたと振り返るのが、松中信彦氏だ。

 平成の三冠王として知られる同氏と松坂氏との通算成績は、130打数42安打12本塁打、打率.323と数値にもしっかりと現れている。

 そして、最後に挙げたのが、過去の対戦を振り返り「漫画のような人」と話す、イチロー氏だ。

「どこを投げてもバットが出てヒットにされるような漫画のような残像が浮かびましたね」と、開き直るような気持ちで対戦していたことを明かした。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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